如来寺”立冬会”四国お遍路旅♬
令和2年11月1~3日
立冬会四国お遍路の旅へ行って来た。この旅は富士吉田市内にある菩提寺”如来寺”の坊守さんから勧められたもので、丁度1年前に鼠径部のガン手術を行い25日間の闘病生活を過ごした。先日の定期診断でも問題は無く、有難い事に毎日を家内と共に遊んで暮らしている。そんな報告やら感謝をお大師様にご報告させて頂き、今後も商売繁盛・家内安全・健康第一で長生き出来ます様、諸々目一杯をお願いする祈り旅であった。
1年半振りの飛行機、やっぱりジェット機は良いですね。1時間足らずで松山空港へ着陸、途中、眼下に広がる雲海に機影が影を映し、その周りを虹色のリングが、、、そう珍しいブロッケン現象が観られた。松山空港に降り、予約していたジャンボタクシーにて、最初の訪問先である44番大寳寺に向かった。
今回のお遍路は区切り打ち、それも伊予・讃岐2県を回ったので2国参りとなるのだろうか!?弘法大師(空海)様ゆかりの八十八ヶ所の内、23ケ所の霊場を訪ねて巡拝する旅だ。すべての行程を「通し打ち」一気に歩くと、全長約1400キロメートル、45日以上は掛かると言われる長い道のりで、自動車でも10日程掛かるそうだ。
我々も大寶寺さんで白衣を買い求め、輪袈裟を付けて参拝した。作法としては、お寺を訪ねると山門でご挨拶、一礼し「これからお参りさせて頂きます」と、気持ちを込める。手水場にて、手を洗い、口をすすいで身を清め、最後に残りの水で柄杓をすすぐ。
本堂の前に立ち、ゆっくり鐘を打ち、仏様に参拝を知らせる。次にお賽銭を納め心を込めて手を合わせる、本堂のほかに大師堂がありますので、そちらも同じ手順で行う。すべての参拝が終わったら、納経所にて納経帳に揮毫やご朱印を頂くが、今回の旅では運転手さんに代行して貰った。参拝が終わり、山門を出る時は振り返って一礼するのがお寺を訪ねる時の作法だ。
四国・松山IN
44番 大寶寺
こちらの大寶寺さんで行衣・御朱印帳を買い求めた。御朱印帳はタクシーの運転手に預け、我々がお参りしている間に運ちゃんが受付で印を押して貰うと云う塩梅だ。
45番 岩屋寺
45番岩屋寺、一遍上人が岸壁の下に籠り修行した事でも知られているが、 片道徒歩20分以上掛かったが、参道途中には沢山の石仏が重なるように置かれており、その一体々が皆個性的なお顔立ちで可愛く癒された。お堂は大岩壁の下にひっそりと建っており本堂の真下には洞窟もある、かなえる不動・地蔵尊(先祖供養)・弘法大師の石像が最奥に祀られていた。境内は正に神域を思わせる山岳霊場で、その歴史的な建造物群に圧倒された。
46番 浄瑠璃寺
47番 八坂寺
48番 西林寺
49番 浄土寺
50番 繁多寺
正岡子規記念館 夕焼け 道後温泉”ホテル椿舘”
48番 西林寺
49番 浄土寺
50番 繁多寺
宿近くの正岡子規記念館へ入館。その後、ホテル椿舘へチェックイン❗西空の雲間からレンブラント光線が綺麗。夕食後、ロビーで太鼓ショーを見学し部屋に戻り、多分爆睡だろう。
51番 石手寺
2日目は、残念ではありますが、雨の道後温泉。51番 石手寺でお参りし松山城を見学、住んでいるところの住所が松山なので、松山城はどこか親近感が湧く🎵
松山城
52番 太山寺
53番 圓明寺
道の駅”風和里” 54番 延命寺
52番大山寺から53番圓明寺を周り、昼食は道の駅(ふわり)にて鯛飯を頂いた。瀬戸内の魚は美味いぞー♬
55番 南光寺
56番 泰山寺
57番 栄福寺
58番 仙遊寺
59番 国分寺
近藤・伊藤さんご夫妻と 瀬戸内東予休暇村
54番~59番国分寺迄周り、今夜の宿、休暇村瀬戸内東予に到着。愛媛の友人、近藤さんが伊藤さんご夫妻と共に現れ、夕食前の楽しい一時を2週間後の富士山麓の戦略会議の最中で時間切れ、近藤さんちの車を見送った。その後の夕食で近藤さんに土産で頂いたスダチ酒を皆さんに差し上げたところ、大変美味しいとのお言葉を賜った。近藤さん、有り難うございました。お陰様で株を上げる事が出来ました🎵
8時、お陰様で何事もなく宿出発、7ケ寺を廻った。伊藤さんに頂いた手作りマスクを早速付けて参拝だ。
61番 香園寺
62番 寶壽寺
63番 吉祥寺
60番 横峰寺 良くなれたコガラが可愛い
64番 前神寺
65番 三角寺
大きい自然石で作られた段差のある73段の石段を登り詰めた所にある古刹。
66番 雲邊寺
先程、帰還した。如来寺立冬会四国お遍路の旅、無事に23ケ寺を廻る事が出来て大変良い思い出が出来た。今回の旅に関わった皆さんに感謝の思いで一杯だ。また、アルバムを見て下さった方にも感謝したい。今から約1,200年前、弘法大師(空海)様42歳の時に、人々に降りかかる災難を除く為に開いた霊場だ。今回の旅は、広い四国山中に88ケ所もの数を作られたお大師の足跡の一部を辿らせて頂いた。走る区間の長い所では、林道をジャンボタクシーで30分位走り、その標高差500メートル以上で、秋の遅い四国だがモミジも紅葉していた。その昔、道があったかどうか判らない山中を歩くのは、さぞかし難行苦行だったと想像出来る。車中ではあるが、そんな昔を脳裏に思い描きながら走った今回の四国お遍路の旅は、大自然の中で生かされている喜びと共に、沢山の人々のお陰様で生かされているのを、気付かして貰う、心洗われる旅となった。この旅にお誘い頂いた如来寺坊守様に感謝して 南無阿弥陀仏♬
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