2017年10月29日日曜日

八友会親睦旅行 ”房総を訪ねる旅”

八友会親睦旅行 ”房総を訪ねる旅”  平成29年10月15日~16日

      =15日=  行 程 表
 
08:00 満君宅集合出発   中央道から圏央道へ 茅ヶ崎JS

10:00 江の島散策  
   
12:00 久里浜・金谷フェリー

13:00 鋸山ロープウエー
  
14:00 館山海軍航空隊赤山地下壕跡
      
16:00  満ちてくる心の宿 吉夢(きちむ) チェックIN   04-7095-2111

18:30  宴会
       
       =16日=
 
09:30  ホテル チェックOUT 

10:00  誕生寺  
  
10:30  勝浦朝市 

11:30  かつうら海中公園・海中展望塔

13:30  アウトレットパーク木更津

14:30  海ほたる・アクアライン

18:00  富士吉田

 富士吉田市松山地区の幼馴染の会、八友会の旅行で、今回は岡村君と二人で旅行幹事だった。
過っては18名いた仲間が3人亡くなり、3人が会を止めた。毎年、春は平日ゴルフ、秋も1泊泊りの
ゴルフ旅行だったのだが、昨年からゴルフが出来ない方が増えたので、普通の旅行になってしまった。
今回の旅行もドタキャンがあり、寂しいかな12名中9名の参加で実施した。

 天気予報は連日雨の歓迎を受けて、予定は大きく狂ってしまい、江の島散策、鋸山ロープウエー、
かつうら海中公園海中展望塔はパスしてしまった。

 海老名SA 


金谷フェリー乗り場

 旅の中で乗り物を変えると、それだけで旅の雰囲気が変わり、また運転手にも優しいベストな
チョイスだろう。幹事としては皆に楽しんで貰えるよう色々と考えなければいけない。
 天気が悪い割には船は揺れずに進んだ。浦賀水道は日本一の混雑海道だ、中ほどで大型客船と
出会ったが、その船の名前は分からない。船名を調べるべく、ちょっと大型船クルーズを検索したら
船の数の多さや魅力的な商品を見て、船旅をしたくなった。

食事処”栄丸”  

 12時30分、木更津へ着いた。千葉と言えば浜焼きだ、入店すべく港近くにある1軒目に
入ったら1時間30分待ちとの事で諦め、2店目を検索。グーグル先生に”近くにある浜焼きの店”を
訪ねると、進行方向3キロにあった。ナビに電話番号入力してGO! この店も混んでいた。やはり
1時間30分待ちと云う。諦めて道路沿いで見つける事にした。少し走ると入り江の向こう側に黄色い
屋根に”食事処”の文字、近づくと、外見は怪しい雰囲気だが空いている。空腹に負けて入店したが
当たり!刺身の盛り合わせも美味く、ホウボウの煮つけ、キンメの煮つけも美味く、皆大満足で
店を後にした。

館山海軍航空隊赤山地下壕跡

 館山市内自衛隊の近くに地下壕はあった。本格的にヘルメットを着用して入洞する。規模は以前行った
事がある松代大本営後と一緒位だろうか、中は何本ものトンネルが掘られていた。一枚岩を手彫りで
掘ったのだろう無数のノミの跡が先人の苦労を物語っていた。

ホテル吉夢 

 ホテルは誕生寺の前にあった。部屋も食事も皆に及第点を頂き喜んで貰った。コンパさんは
予約時35~40歳位で場持ちの良い方、とリクエストしたが、顔・体型はともかく、八友会と
しては珍しく1時間の延長をした事で、まあまあ喜んで貰えたと理解した。

誕生寺

 8時30分、ホテルを後にして、前の誕生寺を訪ねた。
日蓮上人が誕生した寺、本堂の欄間が見事、名刹である。その後、勝浦へ回り、日本三大朝市と
言われる勝浦の朝市を訪ねたが、雨と言う事もあり、三店の出店しかなく車で見学通り過ぎるだけ
だった。 

木更津アウトレットモール

 木更津アウトレットモールを訪ねた。雨はたいした事ないが風が強くドアを持って行かれる程だ。
初老のジジイにアウトレットは似合わない30分程見て終了。昼飯だ。

 昨日、魚を食したので、今日は肉。早速、検索10分程の店に入店。1480円のセットを
頼んだが、盛りだくさんの種類が出て、やっと完食。その勢いの無さに八友会のメンバーも
年を取ったもんだと実感した。

海ほたる

 海ほたるに立ち寄った。久し振りだ、4階の土産店で買い忘れた土産を買い込んだ。
1年に一回出掛ける同級生の旅行だが、全員の参加は難しい。また、減る事があっても増える事はない
同級生、健康に気遣いし、また来年、出掛けたいものである。

2017年10月7日土曜日

小布施1泊旅行

小布施1泊旅行 平成29年9月27日~28日

 ここのところ暇になった。なると決まってカミさんが言い出す、「どこか連れてって・・・!」
先週、NHKの放送で葛飾北斎の番組が流れ、小布施の岩松院にある天井画「鳳凰八方睨み図」を見た。
「これどう!見に行かない?」一声で決まり、宿はネットで調べ26日の晩に予約した。



 8時40分、出発した。途中SA2カ所で休み、12時には小布施に到着、3回目の訪問である。
早速、スマートインターからハイウエーオアシス小布施に入り、土産を買い込んだ。訳ありで明日は
買い物時間が無いからだ。買い物を済ませ、まずは曹洞宗・岩松院へ向かった。



 岩松院は初めての訪問でTVで見るまで知らなかった。寺は山裾の傾斜地に静かに佇んでいるが
TVの影響のせいか、平日にも拘らず訪れる人が多い。

 岩松院HP

 早速、本堂に上がり天井絵を観た。160年以上前に書かれている訳だが、とにかく色彩の発色が
綺麗で驚いた。当時150両の顔料が掛かったらしいが、やはり良いものを使うと違うな。10分
以上天井を眺めていたので首が痛くなった。
 境内には豊臣秀吉の家老であった福島正則廟があったり、小林一茶が寺を訪れ「痩せガエル 負けるな
一茶 ここにあり」とカエル合戦を詠んだ池もあった。昔から小布施は文人墨客を引き寄せる
魅力があった事が忍ばれる。



 小布施の街は、相変わらず平日にも関わらず混んでいた。以前と比べると観光客の中に中国人が
多数含まれているのが様変わりしたところかな。良く修景された街を散策するのは楽しい。街の
ご神木であろうか?中心地にあるメタセコイアの巨木下に延びる栗の小路の歩道には、角材が敷き詰められて
おり、コンクリとは違って足に優しく感じた。歩道脇を清水が流れ、季節の花々が咲き誇り、爺婆心を捉えて
離さない。小布施信用金庫の建物も街並みに同化しており、近づかなければ信金とは分からない。



 高井鴻山記念館へ立ち寄った。
鴻山は15歳から16年間、江戸・京都を遊学し学問や芸術を修めたが、高井家は北信濃の豪農商であり
財政的にゆとりと、また先見性があったので、子息を遊学させたり、葛飾北斎を住み難くなった江戸から
呼び寄せ小布施に住まわせ支援した。鴻山は北斎を師と仰ぎ、北斎は「旦那様」と鴻山を呼び交流が
続いたという。そんな鴻山や北斎の息遣いが今も感じられる街小布施、そこに魅せられ、今も沢山の
人々が訪れるのだろう。



 
湯田中温泉・よろずやへ泊った。
桃山風呂が有名で、庭園風呂の端から風呂の建物を眺めると、まるで神社の様相だ。唐破風の屋根が
乗り豪壮。作られた当初は檜の匂いと無色透明でサラリとした温泉でお客様を癒した事だろう。

 一泊旅行は忙しい!?翌日の13時から所要が入っている事もあり、9時にはホテルを後にした。
毎日忙しく仕事に追われているが、その中で、たとえ一泊でも家を離れ外に出掛ける事はストレスの
解消になるのだろう、帰路、カミさんの顔が満足そうに見えたのは、普段迷惑を掛けている私の
独りよがりなのかも知れない。