2013年6月11日火曜日

木ノ花会九州旅行

木ノ花会九州旅行      平成25年6月3~5日

------------------------------------------------------------------------------

      ------- 行 程 表 ------             

6月3日 5:00 遠山宅集合出発      130Km
     7:00 空港 P          6000円
     8: 10 羽田空港発      JAL1803  1人往復29040円
     9:55 熊本空港着         10: 30 レンタカーにて出発     53000円
    12:00 高千穂峡着         (ガソリン代別)    72Km
    14: 00      :発
    16: 00 黒川温泉着        新明館TEL:0967-44-0916 70Km
                           1人15750円
                       散 策 ・入湯手形にて湯めぐり(3湯1500円・館内は無料)

  4日 8:00 出発            九酔渓 日本一の夢吊橋  24Km
    10:00     深耶馬渓       一目八景  37Km
    11:00     青の洞門           23Km
    12:00      豊前善光寺      日本3大善光寺の1つ  22Km
    13: 00     宇佐神宮       全国に4万社あまりある八幡様の総本宮 9Km
    14: 00     豊後高田    9Km
               豊後高田「昭和の町」は、この商店街が元気だった時代、昭和
               30年代の賑わいをもう一度よみがえらせようという願いを込め
               平成13年にまちづくりを着手した町です。
               (ガイド付き待ち歩き ガイド料2000円) 入館料 1人800円
    15:30     別府温泉入り       54Km
               別府海浜砂湯    砂湯入湯1人1050円

            ホテル ニュー松実  TEL(0977)23-2201  15750円                   
     17:00        竹瓦夕暮れ散策・ガイド付き  1人500円
  5日  9:00  ホテル出発
               別府温泉地獄めぐり     4地獄めぐり1人1600円   
     10:00    別府温泉健康ランド  泥湯入湯1人1050円
     12:00    杵築城・武家屋敷見学   きつき衆楽館  24Km
     15:00    空港入り                 15Km
     16:00    大分空港          JAL1792
     18:10    羽田空港                  130Km
     21:30    富士吉田着

   ------------------------------------------------------------------------------

 地元松山地区にある松尾神社の総代をやらせて貰ったメンバーと各奥様10名で出掛けた。
本来であれば一昨年予定を組んであり、こちらに伺う予定だったが東北震災があり急遽目的地を変更し、「震災祈り旅」として目的地を東北に変更し実行した。

 今回の旅行は、その時作った行程表が、そのまま使えチョッピリだけ楽チンが出来た。5時集合出発だ、マックで買ったコーヒーを啜りながら1年前に設置したカーナビに到着地点登録を「東京国際空港P1」にした。皆さん心掛けが良く10分前には集まり、4時55分にパインツリー号は吉田を出発した。

 車は順調に中央道を走り首都高を抜け湾岸へと合流、レインボーブリッジへの分岐でナビは直線の指令??その先でも行けるからマ良いか・・・。話しをしている内に大師をパス「アイタ!やってしまった!」その先の出口(追い越し車線にある)でU-ターンしまた戻った。因みに、このパターンは2回目だ。
 大師で下りるとナビは左・川崎方向を指令している。無視して右に曲がった、この場所は、またビックバードが高かった頃、車をこちらの安いパーキングに駐車していたので解かっていた。
 
 左前方に羽田空港が見えて一行はホッ!と一息。ナビに従い動くが何か可笑しい!ゲツ!!ここは国際線ターミナルP1だ!安くて小さいモニターのナビは使い難い、位置関係を拡大して見ようとしても動きも悪い。そうこうしている内に助手席の平山さんがタクシー運転手から黄色の車線を走れば行けると聞いて来た。車を進めると馴染みのある2F出発口が見えて一安心、皆を下ろしP2、4階へ車を止めた、30分無駄にした勘定だ。

 8時、搭乗開始、あらかじめ予約しプリントしたタッチ&ゴーのQRコードを搭乗口の機械にあてがい搭乗し、定刻より5分送れた8時15分羽田空港を離陸した。機首に向かって一番左側A席に座った。もしかしたら富士山が眼下に見えるかも知れないと思ったからだ。曇りだった東京上空を離れると視界が開け三浦半島の山々が見える、益々期待は高まった。アテンダントの御姉さんから富士山が見えますヨ!のご案内。見覚えある山中湖が見え、翼の緞帳が右に動くと思った以上に大きい御山が見える、夢中でシャッターを押した。今回の旅行は、もう終わっても良いとさえ思った。



 熊本空港に9時50分到着。
予約していた10人乗りのハイエーストップルーフに手荷物を載せ、車は高千穂侠を目指した。出発して直ぐにナビは右折を指令して来る、初めての道だ従うに決まっている、300メートルでまた右折、何と!また同じ、来た道に戻されてしまった???今日はナビと相性の会わない日か?もう信じられない!?拡大して行き先のゴールを確認すると高千穂侠になっている、後はもう行くしかない、車を発車し高千穂を目指した。

       熊本空港


      道の駅 高千穂                                  チャンどん


 九州の山間部を走る道路は空いており信号も少ないので走り易い。また、走行中鹿等の動物にも会えなかった、山間部の畑でも電柵をしていないのでイノシシ・サルもいないのだろうか?疑問が残った。12時、道の駅高千穂へ到着、ランチタイムとなった。トイレの帰り、出店で地鶏の炭火焼を販売しており、香ばしい匂いに誘われ、ついつい試食をすると柔らかくて美味しい、1パック買い求めテーブルに載せるとカミさんも2パック買って来た。地鶏をツマミに隣で飲むビールが実に旨そうだ、運転手は辛い。
 チャンポン風の具を載せた「チャンどん」を注文し、これを食べたが中々美味しく、以降昼食は、簡単で安価で済ませる事が出来る道の駅レストラン巡りとなったが、早い話、皆年を重ね、少食になっただけなのである。



 道の駅を出て長い坂を左右に振られながら下ると昇仙峡に良く似た感じの駐車場があり、そちらに車を止めた。開いている売店の前には我々と同世代の方々がたむろしている。どこの観光地も老若男女ならぬ、暇を持て余す老男女に席巻されている感があるが、そこは金を持っている世代がお金を使い、日本のGDPの引き上げに多いに貢献して欲しいものだ。

 真名井の滝(まない)は、高千穂峡の川幅が狭まった部分に流れ落ちる滝で、日本の滝百選の一つで「おのころ池」より流れ落ちる水が真名井の滝となっている。神話によれば天村雲命(あめのむらくものみこと)という神が天孫降臨の際に、この地に水がなかったので水種を移した。これが天真名井として湧水し、滝となって流れ落ちているといわれているそうだ。
 
 売店近くの橋から下を覗くと写真で見覚えある光景があった。やっぱり、この3D的に岩と川と緑織り成すスケール感は来てみないと分からない。3Dに加え、高さへの恐怖感が高千穂峡の隠し味になっているのかな・・・川沿いを散策しながら、所々で記念写真を
撮って歩いた。



 天岩戸神社Pへ車を止めた。天岩戸を見たかったが、古来の崖崩れで埋もれているそうで見えないとの事、誰が決めた訳でもないが、引き付けられる様に天安河原へと向かっていた、恐るべし、さすがのパワースポット天安河原。バス停横に、さり気なく置かれたベンチには河原まで10分の案内が書かれており、行くべきか?行かざるべきか?判断の指標になる嬉しいサービスで、これは富士山麓も見習わなくてはいけない。

 10分程渓谷の遊歩道を歩くと天安河原(あまのやすがわら)へ到着した。1枚岩の岩盤が大きく刳れており、歩道の左右には石積みが続き、賽の河原の様相だ。一つ積んでは父の為、二つ積んでは母の為・・・と供養したのだろう。渓谷から流れくる冷気が気持ち良かった。

      天安河原


 全然知らなかったが24年7月、阿蘇山周辺を集中豪雨が降り甚大な被害を出した。阿蘇市へ向う山中を下って行くと左右の山々に山崩れの後が至る所にあり、見覚えある緑豊かに覆われたアチコチの山がスプーンで刳ったようになっており醜いものとなっていた。元の景観を取り戻すには長い年月とお金が掛かる事が予想される。自然災害は恐ろしい。  

       黒川温泉・新明館






               黒川温泉





 黒川温泉に泊まったのは3回目だが、今回も良かった。川の音とカジカガエルの鳴き声をBGMに、多分、寝言とイビキも混ぜてのハーモニーを奏でた事と思う。黒川温泉郷は平日にも関わらず相変わらず混んでおり、浴衣や丹前を着た観光客が往来している。道で出会う地元の方々も愛想良く「こんにちは!」と声を掛けてくれる。特に、都会では、この挨拶が出来ない、そんな中、観光に来て見知らぬ地元の方から挨拶されると新鮮に映り記憶に残り、また来たく、この街に帰りたくなる。そんな感じだろうか。
 新明館も一緒、従業員のどなたも感じ良く、色々と対応して頂いた。日々忙しく毎日を過ごしていると接客態度も段々と雑になって来るが、そんな事もなく、自分の胸に手を当て他山の石にせねばと思った。

     九州夢の大吊橋


 吊橋は巨大なもので係の方に尋ねると観光用に作ったものだと云う。16億も掛けて造り現在、採算は合っているのだろうか?疑問が残った。橋の下は落葉樹の森だ、秋には錦繍で彩られ見事な景観が楽しめる事は想像が出来た。山を走る途中の立ち寄りポイント九酔渓では、桂茶屋と呼ばれるお休み処が5月24日に全焼していた。つい最近、客室で火災報知機を鳴らすボヤ騒ぎがあっただけに胸が痛い。1日も早い復興をお祈りしたい。 

           羅漢寺    道の駅・耶馬トピア


 山から里へ下りると前方右手にある山に、走りながらではあるが目が釘付けになった。こう云う時、カーナビは有難い、縮尺を変えれば地名名称など立ち所に分かってしまうのだが、このレンタカーのナビは違っていた。縮尺を変えるのだが100mの次が、いきなり1Kmで使いにくいったらありゃしない。石仏で有名な羅漢寺(らかんじ)だった、中津市にあり曹洞宗の寺院で日本三大五百羅漢の一つだそうだが、それは後の祭り、今ネットで詳しく知ったのだ。事前調査で本も2冊買ったが、どちらの本にもリフトの事は書いてなかった。当日は羅漢寺下のPまで行ったが山の頂きを下から眺め、登山に恐れを成して∪ターンし帰ってしまったのだ。こうしてHPを見て調べておけば良かったと後悔し、まだまだ甘い自分が情けなく思った。

 昼時になり、二匹目を狙って道の駅・耶馬トピアへ立ち寄った。それなりの味・量のざる蕎麦を1枚頂きお昼とした。私の風体を知っている方は?が湧いた事と思う、ざる蕎麦1枚・・♪そう1枚なのだ。只今、ダイエット中で2ケ月で7キロの減量に成功しているのだ。この旅行でリバウンドしないよう用チェックを繰り返し、事無きを得たのはお知らせしておこう∨。

           羅漢寺    道の駅・耶馬トピア


 山から里へ下りると前方右手にある山に、走りながらではあるが目が釘付けになった。こう云う時、カーナビは有難い、縮尺を変えれば地名名称など立ち所に分かってしまうのだが、このレンタカーのナビは違っていた。縮尺を変えるのだが100mの次が、いきなり1Kmで使いにくいったらありゃしない。石仏で有名な羅漢寺(らかんじ)だった、中津市にあり曹洞宗の寺院で日本三大五百羅漢の一つだそうだが、それは後の祭り、今ネットで詳しく知ったのだ。事前調査で本も2冊買ったが、どちらの本にもリフトの事は書いてなかった。当日は羅漢寺下のPまで行ったが山の頂きを下から眺め、登山に恐れを成して∪ターンし帰ってしまったのだ。こうしてHPを見て調べておけば良かったと後悔し、まだまだ甘い自分が情けなく思った。

 昼時になり、二匹目を狙って道の駅・耶馬トピアへ立ち寄った。
それなりの味・量のざる蕎麦を1枚頂きお昼とした。私の風体を知っている方は?が湧いた事と思う、ざる蕎麦1枚・・♪そう1枚なのだ。只今、ダイエット中で2ケ月で7キロの減量に成功しているのだ。この旅行でリバウンドしないよう用チェックを繰り返し、事無きを得たのはお知らせしておこう∨。
                         青の洞門


 山国川脇を下って行くと右手に垂直に切り立った崖が見えた、落石防止のネットも見えた。スタンドが見えたのでガソリンを補給しに飛び込むと、真横の崖下が青の洞門だった。崖は競秀峰、洞門はノミとツチだけで30年かけて禅海和尚が完成させたと言う話であるが禅海さんはこのトンネルを有料化して(日本最初の有料道路)通行料を取ったり、女中を置いていたと云う、詰まらないオチまで知る事となった。

              豊前善光寺


 13時を回った頃、豊前善光寺を訪ねた。
長野・甲府・そして豊前、三大善光寺の一つと云う事でネットで調べもせずに訪ねたら、こじんまりとした古刹、どこが三大じゃー????疑問が頭に浮かんだ。15分で見学終了。

             宇佐神宮


 13時45分、宇佐神宮に到着した。
九州に降り注ぐ陽射しは強烈だ、日陰を見つけながら参道を歩くが長い・広大な土地だ、Pから手水舎まで500メートルは歩いただろう。そこから長い石段が続き、見ただけでゲンナリ!車の運転があるので遠慮して一人帰って来てしまった。聞くと、山登りしている渡辺さんだけが本殿まで行き着けたそうだ、恐るべし宇佐神宮、ここは3大神宮で間違いない。

                  豊後高田




 私的に今回旅行のメインは、この豊後高田だった。7年程前に昭和の街並みで、まち起こしをしている事を知り、訪ねてみたかったのである。と云うのは、我が街富士吉田市にも下吉田という昭和の街並みが残っている場所があり、商店街活性化のヒントを探りたかったのだ。 観光案内所前にあるPに車を止め、様子を窺った。ガイドを頼みたかったが、観光に来たお婆さんの迷子騒動で案内所には係が1人しかおらず簡単だからと渡されたガイドマップを見ながらの街歩きとなった。平日と云う事もあり観光客は
我々一行を入れて40人くらいだろうか、簡単と言われた商店街の配置図も知らない所から来た者には解りにくい。地図上に数字を入れ、リアルでは見易い場所に1~2~3・・・としてくれたら歩き易いと思うが・・・如何だろうか。 仲間が西裏を歩いているようね!と語った。平成13年頃から商工会を中心に開発から取り残された商店街を逆転の発想で”懐かしい昭和の街並みの残った商店街”として売り出し、町おこしの優等生としてメデアにも取り上げられたが、商店街の中に数件の空き店舗があり、また、別府の友人がFBでコメントしてくれた「あの街は飽きられている!」が、妙に納得出来た。昭和の古いものを集め、並べただけでは1回来て見れば終わりだ。2度も3度も、訪ねて貰えるようにするには工夫が必要だ。知的好奇心を満たしてくれ、非日常的な空間であり、居心地良く迎えてくれる、後で記述するが、今回そんなキーワードを持った街に出会った。

                      別府温泉・ニュー松実   



 何と言っても、何処へ行っても陽の出Love♪ 海辺の宿を予約したのは別府湾に昇る陽の出を見たかったからだ。多少雲があったが、真ん丸オレンジの太陽、雲を彩る陽の出は綺麗で感動する。
特別注文で、関サバ・関アジを頼んで置いた。豊後水道の恵みを頂かずして大分県に来た価値がない。その刺身は、歯を跳ね返すような弾力があり美味しい、さすがだ!川の様に流れる水道で泳いでいる魚は違う、堪能させて頂いた。朝食時、今までは2杯食べていたご飯を、もったいないが1杯の半分を残した、ダイエット前は考えられない行為だ。係のおばちゃんが配膳しに来て曰く「旦那さん!お腹が出ていないね!」だと、これは嬉しかった。因みに、少用でトイレに立ち、ダイエット前は腹で見えなかったチンチンが見えるようになった、これ、自慢です!そんな事は、なんでもない当たり前の事か・・・。

    別府温泉・地獄めぐり




 ホテルを出て別府温泉地獄巡りをした。
山地獄には小さい動物園があり、孔雀の舎を通り過ぎようとしたら孔雀が羽を広げ、いかにも撮ってとばかりのタイミングだった。1枚撮ると、モニターに映るその色合い、羽の模様が実に綺麗で、ついつい真剣に撮ってしまった。

    別府海浜砂湯


 その後、砂湯で有名な海浜砂湯へ向かった。
竹瓦温泉へ行こうか迷ったが、この海辺の砂湯に決めた。山梨県には海がない、やっぱり海の近くへ行ったら海を楽しまないと。皆んな、砂場遊びを楽しむ童心の笑顔で砂に埋まり額に汗をかいていた。BGMのように絶え間なく流れる波音が、また心地良い。鶴田さんを撮ったところでカメラの電池切れ、全員を撮れなかった事が悔いを残した。まだ、旅行の後半がある、一番に砂湯から抜け出し、慌てて充電したのは云うまでもない。

    杵築城



  大分空港に近くで時間潰しにと、城のある杵築市を観光の最終地に選んだ。武家屋敷、時間があったら、きつき衆楽館で行われている大衆演劇も見れたらと考え予定を組んで置いた。町へ入ると修景がされて電線・電柱の無い通りがあり広々として気持ち良い。通りを着物を着た2人連れの女の子が歩いていたのが気になった。城の近くの”ふるさと産業館”の中にある観光案内所で、若い女の子が着物を着て歩いていたが、今日は何かイベントであるのと尋ねると1枚のパンフレットをくれて納得した。
 館内の食事処で昼食をとっていると、そこへ、和装の出立ちで3人連れの女の子が入って来た。興味津々、色々と聞いてみると大分からやって来て、2000円で着物が着られ色々と特典が付いている「手ぶらde着物散歩!」に平日、態々会社を休んで、遊びに来たと言う。着物を持っていないので一度着てみたかった!と中の一人が言った。

 着物を着ていれば市内観光文化施設が無料だったり、30店舗の飲食店が割引や粗品の進呈もあり、また、土日にはプロカメラマンによる写真撮影もあり、写真のプレゼントまであると云う。しっとりとした武家屋敷や商家の並ぶこの街に着物姿の女の子は良く映える。杵築市・近い内にブレイクしそうな予感を感じさせてくれる素敵な街だった。 
 
 予定通り15時には空港入り出来て皆を空港で降ろし、3日間世話になったレンタカーともお別れした。飛行機の搭乗までは、お約束のお買い物タイム、大分の地に諭吉さんは消えて行った。JAL1792便は18:25分、定刻より15分遅れで羽田空港に無事着陸した。             

 到着ロビーから車を止めたP2タワーへ全員で歩き、連絡歩道から車に乗り込んだ。ナビを自宅にセットしたと思いつつ車を発車した。「あれ!ナビがものを言わない!」と思ったら環七方面に向かっている。「アイタタツ!」またまた、やってしまった。やっぱりナビをセットして「案内開始」を押してなかった。羽田に着いた安心感と、加齢で集中力が無くなっているのだろう、やになっちゃう。改めてナビをセットし直しGo!右側は湾岸高速が走っているナビから500メートル先合流の指令が流れ、目前に分岐が登場。自動的にハンドルを右に切ってしまい∪ターン、一路また空港に向う事に・・・。

 環七の信号で、またまた∪ターン、先程走った道を走ると、忌々しい分岐を右にパスして
ナビの案内通り湾岸に合流、ナビが「ちゃんと従えよ!」とは言わなかったが「ポン!」と鳴った。

 今回の旅はナビに振り回された?いや、使い手の頭が固くなっただけだと思うが・・・ナビが無くしてはレンタカーを使った旅は出来ない、後、何回お世話になれるか分からないが、ナビは本当に有難い、作ってくれた方々に感謝申し上げたい。

 21時30分、無事富士吉田に到着、無事に帰れば、その旅は大成功!良き想い出が出来た。

  数日後、年長者の堀内さんから労いのお手紙を頂いた。そして結びに、今度は北海道へ行きたい旨の指令が書いてあり、遠山旅行社は嬉しくも、来年のご予約を頂いたのであった。