急遽結成、命名されたナナロク会、いつものゴルフメンバーで渡邉さん・和己さん相馬さんに私の４人。
今年最後の打ち上げは十里木ＣＣとなった。それも３日前の飲み会で、泊まりで行こう！と話はドンドン
盛り上がり、後ろに引けない状況に追い込まれ？そんな事は無い、ただ出掛けたかっただけではあるが・・・。
２３日、１１時３０分、家に相馬さんが迎えに来てくれ、渡邉さんをピックＵＰ富士吉田ＩＣに飛び
込んだ。本日の目的地は伊豆高原のエクシブ、その前に腹ごしらえをと沼津市場のカキ小屋へ入店した。
皆、始めて市場に興奮している感じを観て、意を得たりと左掌を右手のグーで打つ。サー！注文だ
ガンガン焼き（１斗缶の半分位のブリキ缶）に挑戦、中にはホタテ・カキ・白ハマグリを入れ目前で
蒸し焼きにする。勿論！ルービもツマミは焼きカキ、カニ味噌の甲羅焼き、皆その始めての味に驚き
ながら食す。海の恵み、最高である！！
食後は前の売店で、今夜の飲み会のツマミなどを買い込み車に乗り込んだ。
目指すは伊豆高原だ、伊豆中央道を大仁南ＩＣで下り天城の山を登る。その途中で皆に寄り道の
願いをすると快く聞いてくれた。その寄り道は以前から訪ねてみたかった所で池と云う地名だ。
約４０００年前、大室山は噴火し東に湧き出た溶岩が城が埼の景観を造り、南へ流れた溶岩は
谷をせき止め、現在の池地区に湖を造り出し、大雨の度に水位が上昇し氾濫を起こすことで付近の
耕地はたびたび被害を受けていた。この湖の底を抜き排水トンネルを掘る事を思い付いた池地区の
住民が明治初期、我が市富士吉田で３，８キロの手掘りトンネルを掘り隧道を完成させた話を知り
池地区住人が吉田を尋ね、池の隧道堀を依頼した。約１年掛け隧道は完成し、水の消えた土地は
田圃が造られ、秋には見事に黄金色の穂を付けた。その功績を称え”平安都城碑”が建てられている
この地を見たかったのだ。
大室山の麓を下りて行き、目標としていた池小の裏辺りを探すと直ぐに隧道は見つかったが
付近に碑は無かった。車に乗り込み奥に進み、行き止まりの砕石場まで探しながら行くが見つからない
諦めてＵターンし隧道の近くまで戻ると、前から散歩らしき初老の男性が歩いて来た。あの人に聞いて
みよう「すいません！この辺に碑がありませんか？」すると「そこにあるよ！」見覚えのある碑と
看板が直ぐ傍にあった。
この碑文はね、と老人はスラスラと饒舌に話し始めた。一段落したところで、もしかしたら史の会の
方ですか？と、尋ねると、そうですとおっしゃる。もしかして高橋さんですか？と、尋ねると、ハイ！
凄い偶然だ！鳥肌が立つのが分かった。私達は、ここに書いてある富士吉田市から碑を訪ねて来ました。
高橋さんの目じりが少し下がったのが見えた気がした。何たる偶然、なんたる奇跡、それ程の出会いに
皆それぞれが驚き、感謝の礼をして高橋さんと隧道を後にした。
５時頃エクシブへチェックインした。６時３０分、タクシーで予約した和食処”松”へ出掛けた。
店に入ると先客がいて丁度入店したばかりの様子でパニくっており、Ｂ３用紙へ手書きのメニューで
接客もあまり良い印象が無く、雰囲気も好印象が持てなかった。が、注文した刺身の盛り込みが
凄かった。ヘラヤガラ・タカノハダイ・ホウボウ・他等、地魚の刺身、ウマズラハギの肝付き刺身
キンメダイの煮付け、アワビの刺身、贅沢の極みをしてしまった。
部屋に帰り、飲んでは語るダラダラ時間が堪らない、伊豆高原時間は午前１時まで続いた。
どこに行っても陽の出Ｌove♪ 部屋から観た大島上に昇る朝陽
十里木ＣＣ
２４日、７時４５分出発、ゴルフは十里木ＣＣを予約してあった。
愛鷹山と富士山の間にある十里木ＣＣでプレーしたが、想像以上に十里木ＣＣは寒かった。沼津に
近いので温暖な気候と思っていたらビックリ！標高があるのを忘れていた。朝、沼津を走っている時は
８℃だったがゴルフ場へ着いたら４℃、まるで吉田の気温を連れて来た感じだ。駐車場はガラガラ
受付をするとスリクソンのボール各人１ダースをプレゼントされ、皆で驚いた。
ここのところ練習場では絶好調、ところがゴルフは分からないものだ、１・２番ホールが思い通りに
クラブが振れただけ、後は、いつものスイングになってしまった。何で？疑問は募る。セカンド・サード
ショットがグリーンに乗らない、アプローチも寄らないパットも３パットが３回。ドライバーで珍しく
スライスしＯＢも打ってしまった。
パットのイップス病が、もしかしたら多少治り始めた気がするのが良かった点で、後は良い所の印象が
ない。何で練習場で出来るスイングがコースで出来ない・・・それも、そのはず。さっき練習場から帰って
来たが、あの以前のスイングで今日は打てなかった。やっぱり、ゴルフは甘くない。もっと練習Ｘ練習し
あのスｲングを取り戻さなければ・・・。
思い掛けない年末の小旅行、高橋さんとの良き出会いがあり、最高のグルメ旅行でもあった。
来年も、こんな旅行が出来るよう頑張って働くぞ、エイ！エイ！オー！！ちょっと古いか・・・。
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