2021年1月11日月曜日

暈・日暈・ハロ



 令和3年1月11日 15時20分 気温3℃ 富士吉田市市内

 今日はカミさんの妹の嫁ぎ先の、姑さんの葬儀が行われ、富士五湖聖苑で荼毘に付されお開きとなった。 帰路に着き、家迄直ぐ近くの横道で、何気なく御山を望むと直ぐ上に変わった虹が出ている。はろ・暈(かさ)だ。太陽の周辺へ薄曇りの時に見られる大気光学現象で、何年も前に撮った事があったが御山と一緒に撮れたのは初めてだ。携帯で5~6枚撮り、急いで家に帰り一眼カメラを持ち出し撮り直した。
 亡くなった廸子(みちこ)おばさんは92歳で奇麗好き、曲がった事が大嫌い、1週間に1度は必ず美容院へ行きシャンプーとセットをして貰う。毎日、夕食後に風呂に入り20時には床に就く。いつも奇麗に化粧をしているが不思議な事に、その化粧をしている姿を見た事が無い。そこで最近、気になった長男が尋ねると夜中の1時頃に起きてしているとの事だった。亡くなった7日の朝、朝食に起きて来ないので妹がおばさんに声を掛けると、化粧水のビンが傍に転がり布団の上に倒れ、既に冷たくなっているおばさんを発見した。冷たくなっていたところから、夜中に化粧した直後、亡くなったものと思われる。子供達におばさんが常日頃言っていたのは「ぴんぴんコロリ!」まさに有言実行、お見事としか言いようが無い。今日、日暈に会えたのも廸子おばさんの意気な計らいかも知れない。謹んで哀悼の意を表します。  

0 件のコメント:

コメントを投稿