今日はカミさんの「何処か連れてって❗」のリクエストにお答えし、伊豆半島の稲取温泉に来ています。どうして稲取❓実は家のリビングに吊るし雛が飾ってありますが、こちらは私の亡父が長女が生まれた時に、孫の健やかな成長と幸せを願ってプレゼントしてくれたもので、そのルーツが稲取なのです。伊豆は春爛漫、残念ながら河津桜は葉桜になってしまいましたが、あちこちに春の雰囲気一杯の伊豆半島でした。ホテルのロビーには段飾りのお雛様と吊るし雛が飾られ、とても豪華な雰囲気を醸していました。大滝温泉→下田了仙寺→下田宝福寺→稲取東海ホテル湯苑
29日朝、雛の館会館を訪ねました。45年前に亡父に貰った吊るし雛は、会館の係りに写真を鑑定して貰ったところ、紐の使い方から隣町の河津の方の作品ではないかとの結論に至りました。次に素盞嗚神社(すさのう)の石段を飾る日本一の118段の雛段を見に行きましたが、雨が降りそうになると大変です。全部片付け、また飾るのだそうです。会場の皆さんの雨も乾かす熱意を感じました。
また、5年前に訪ねた下田の了仙寺と宝福寺へも、また行って行ってみました。その昔、宝福寺の隣にある記念館で「唐人お吉さん」の語りべ、夕顔よう子さんが実演されており、その物語に感動しました。もしかして今回も・・・と思いましたが、実演は明日の29日との事でした。宿泊先の稲取から下田までは30分程、再度29日朝、出掛けて行く事にしました。10時10分、再び引き戸を開け記念館を訪れると、夕顔さんがソファーに座り身支度を整えていらっしゃいました。名刺をお渡しし、実演の様子を動画で撮りユーチューブで放映させて頂いても良いか?お聞きすると快く許可を頂き、さらには夕顔さんのお口から「夢は、私が死んだ時、お通夜で語りべの様子を動画で流して貰う事・・・」と、お話下さり、一気に責任をしょってしまいました。
帰路は伊豆半島の東側を走り、初めて熱海の来宮神社に立ち寄り、大楠の木に対面しましたが実物は写真より大きく迫力があり、時代を生き抜いて来た歴史をも感じられました。めんたいパークへ立ち寄る為、熱海峠を越えて迂回し丹那地区柿沢川沿いで桜並木を発見❗土手を散策しながら、お花見をして帰って来ました。感謝と感動の充実した旅でした。
翌日、早速編集しユーチューブにUPしましたので、どうぞ、ご覧下さいませ。安政3年、日米通商条約締結の為に下田の玉泉寺に領事館を置き、駐日総領事として赴任したタウンゼント・ハリスの側妻として献身的に支えた御蔭か、下田協約が結ばれ、安政5年には日米修好通商条約が結ばれた。お吉さんの痛恨の犠牲によって日米の貿易が始まったと言っても過言ではない。
0 件のコメント:
コメントを投稿