2021年6月18日金曜日

長女の結婚式




 令和3年6月18日(金) ホテル鐘山苑のチャペルに於いて長女”朱美”の結婚式を行った。新郎は”利晴”君だ。二人は既に入籍を済ませ河口湖のアパートで生活している。

 この度の挙式に際してはコロナ禍の真っ最中である、両親を交え何度も話し合った結果、兄弟・親戚・友人も参加せず、両親だけが立ち合う簡素なものとなった。簡素ではあるが荘厳で厳粛な雰囲気を醸すチャペルの聖歌隊の歌声がホールに心に響いた。バージンロードの扉の前に立ち、娘の右手を取ると「娘と一緒にバージンロードを歩く心境は・・・?」と軽口をほざくが、その手が僅かに震えているのが分かった。娘の手を握るのは何十年振りだろう。扉が開き、娘の手を取り進む一歩一歩。その歩みの僅かな刹那に、子供の頃からの記憶が走馬灯の様に甦って来た。娘の手を利晴君に渡し「朱美を頼むよ!」と声を出して言いたかったが、声を発する事が出来なかった。

 今日6月18日は後藤のお母さんの誕生日、娘が仕込みを行いプランナーに相談すると、そう云う事ならと快く引き受けてくれ、挙式終了後、聖歌隊が中心になりハッピーバースデー🎵のサプライズ合唱となった。後藤のお母さんは感動し、ハンカチを取り出したのは勿論だ。良い挙式だった。

 次男坊の結婚式の時に新調用意したモーニングがピッタリ!フィット!まだまだ体形が変わっていないのが、何より嬉しく思うジジイであった。    

0 件のコメント:

コメントを投稿