令和2年8月23日4時30分 気温18℃ 北富士演習場にて
毎年、6月中旬から9中旬の夏季シーズン、富士山の山体に山小屋に明かりが灯り、早朝、山頂を目指す登山者のライトが登山道に連なり、望遠レンズを覗くと光が揺らめき、夏の到来を視覚で楽しむ事が出来た。それがコロナで今年は登山禁止となった。人の気配のしない夏の御山は我が人生で初めての経験で、見た事が無く寂しい限りである。
夏山シーズン約20万人の登山者が登る山は世界広しと言えども、そう無いはずだ。特別の山である富士山に登山すべく、色々な思いを持ち何年も前から計画を立てた方もいらっしゃるだろう。また、山小屋では入山禁止となるギリギリまで荷揚げの手配や人材の確保など頭を悩ましたに違いない。そんな
一切の営業活動や計画がコロナのお陰で無くなってしまった。コロナウイルスは毎年流行るインフルエンザより死亡者が少ないと云うのにである。
下記に載せてある写真は2013年8月、北富士演習場の同地で撮ったものだが、登山者で賑わいライトの灯りが吉田口登山道と須走口登山道で交差し、演習場からみると「人」文字に見え、まさに人で賑わう富士山は大衆の山、もっとも人々に好かれ愛されている山である事が解かる。来シーズンは
コロナが治まり、また賑わいのある御山になる事を望みたい。
透き通る青空の下、浮かぶ富士山
見て・感じて下さい!富士山麓の自然を♪
2013,8,11 北富士演習場にて ペルテウス座流星
2013,8,12 北富士演習場にて
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