2020年6月1日月曜日

ヨゲンノトリ



 5月30日、甲州市にある山梨県立博物館に行った際撮りました。ヨゲンノトリは、江戸時代末期に流行していたコレラの様子を市川村(現山梨市)の村役人・喜左衛門が記した同館所蔵の「暴寫病流行日記」(1858年)に登場する。カラスのような黒い鳥だが、二つの頭があり、一つは白色。日記には「鳥は去年の12月に加賀国(現石川県)に現れ、『来年の8、9月のころ、世の中の人が9割方死ぬという難が起きる』と言った」などと書かれている。同館の中野賢治学芸員(40)が江戸時代に病の流行を封じると信じられていた妖怪「アマビエ」がSNSで話題になっているのを知り、館内の所蔵品に似たようなものがないか調べて見つけた。「コロナへの不安を少しでも和らげることができたら」と、3日に「ヨゲンノトリ」と名付けて公開した。「私の姿を朝夕に拝めば難を逃れることができるぞ!」 博物館HPから

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