2025年10月11日土曜日

#2025年日本国際博覧会大阪・関西万博研修旅行

富士吉田商工会議所観光サービス部会・商業部会合同
   2025年日本国際博覧会大阪・関西万博研修旅行

 10月2・3日、1泊で富士吉田商工会議所観光サービス部会・商業部会
合同でバスを使い、2025年日本国際博覧会大阪・関西万博へ行って参り
ましたので、そのご報告を、させて頂きます。

 万博の「テーマ」は いのち輝く未来社会のデザイン
 「コンセプト」はpeople`s living lab(未来社会の実験場)だそうだ。
 万博は4月13日に開催され、10月13日迄行われる。
2日、早朝5時50分、商工会議所へ集合出発、観光サービス部会7名・商業部会
9名、会議所から2名の計18名で大阪へと向かった。

 バスは中型のサロンバス、後部の席は宴会場となり、第2東名に乗ると早速宴会が
始まり、呑むと出る。各サービスエリアでトイレ休憩の連ちゃんが続く。
 12時、土山SAで各自昼食。13時30分、宿泊先のアークホテル大阪心斎橋に
到着、荷物を預け、ホテルの隣にある4番口・長堀橋駅から大阪メトロに乗り
堺筋本町駅で乗り換え、大阪万博会場へと向かいました。バスの距離の関係で
運転手の増員が必要でしたが、電車を使う事により節約出来て良かった。
人件費が高騰している折、長距離バス旅行は途中で電車を使うのも一つの選択肢
かと思った。





 約35分程で地下鉄は終点の夢洲駅に到着、乗客はドドッと下車し、3本の
エスカレーターへと向かう。50メートル程上ると広場に到着、遠くに
ゲートが、そして、その奥に大屋根リングが見えた。広場の混雑はそれほど
酷くなく、飛行機に乗る搭乗口の安全検査と云ったところで、並んで
5分程で通過出来た。



 各パビリオンでは、あらかじめ予約が必要のシステムになっており、私達は
16時・パソナ館の予約だった。東ゲートから入場、パソナ館は西ゲート近くに
あり、大屋根リングの真ん中を突っ切る感じの移動だが、人が多く真っ直ぐに
進ませてくれない。途中、各パビリオンを見ると幾重にも人垣が出来ていた。
閉幕日まで10日余りとなり、連日20万人を上回るお客様が来て、どこの
パビリオンも予約無しでは入場出来ず、各パビリオンの入り口には長蛇の列が
発生していた。
 ゲート入場や各パビリオンへ入るには、前もって予約したQRコード付きの
デジタルチケットが必要となり、それを飛行機の搭乗口の様に機械にかざし、
承認を受けて入場する。便利なのだが、その利便性を謳歌するには前もって
予約の一手間が必要となり面倒で、一体便利なのか不便なのか、昭和生まれの
人間には分からない。




 アンモナイトと巻貝を模したパソナのパビリオンへ入場、コンセプトは
「いのち、ありがとう」だった。展示内容は「命の歴史ゾーン」いのちの尊さや
人と自然の繋がりについて、最新の技術や展示を通じて紹介。「からだゾーン」
最新の医療技術や食が健康な身体を作る事を紹介。IPS心筋シートなどの展示や、
健康寿命を延ばすための技術を紹介。「こころ・きずなゾーン」では「思いやり」の
精神や、誰もが生きがいを感じられる社会、多様性を尊重する社会について、展示や
体験を通して紹介しており、鉄腕アトムやブラック・ジャックがナビゲーターとして
登場し、未来の医療や食について解説していた。
 特に気になったところは、PS細胞(人工多能性幹細胞) 京都大学山中伸弥教授が
作製に成功した皮膚細胞に、特定の4つの遺伝子を導入することで、さまざまな
細胞への分化が可能になった万能細胞。 再生医療への応用が期待されている。
ips細胞とは一言で言うと万能細胞と呼ばれており、万能というのはつまり
「どんな細胞にでもなる」というような意味で、なんだかスゴそうな雰囲気だが
、この万能細胞があったらどうなるのか。それは、様々な病気や怪我、体の悩みを
解決出来る術になるのだそうだ。

1、例えば火傷をして痕が一生残ってしまったとしても、このips細胞が皮膚に
  なるので傷を治せる。
2、まるごと臓器を作って、悪くなった臓器と交換してしまえるようになる。
3、髪の毛が生えなくなってしまった頭皮もこの万能細胞がしっかりとした毛根の
  細胞になるために、はげてる部分に組み込めればそこから髪の毛を生やす
  ことだって可能になる。
 
  特に3番に反応してしまった。本当に出来れば魔法のような、今までの常識が
覆るほどの大発明で薄毛治療などの悩みも解消出来る。機能しなくなった毛根を
復活させ、発毛する事が出来るようになるそうだ。
 後、10年、遅く生まれれば間に合い、髪の毛フサフサの遠山を皆さんに
ご覧頂けたかも知れない。皆さん、髪は長~い友達です。今ある髪を大切に
長~~くお付き合い下さい。
 その晩、大阪でのデイナーは万博会場のレストランで簡単に済ませ、ホテルへ
チェックイン。その後、2時間ほど休憩し集合、心斎橋辺りで国際奉仕活動を
して大阪ナイトを満喫させて頂いた。



 翌日は梅田スカイビルの見学、高さ173メートルからの眺望を楽しみ、
次に2025年にオープンしたグリーングラン大阪へ移動。こちらは都市公園の
「うめきた公園」を中心に、ホテル・大阪駅・商業施設で構成された街となって
おり、目の前の空間を空飛ぶ自動車が行きかえば、まさに未来都市。



https://youtube.com/shorts/ML4Ny0ueSfg?si=hc4JmjQzirT8W7H2  50年前に見た手塚治の漫画の世界が広がっていました。2日間の研修旅行はアッ!と
言う間に過ぎてしまった。万博のテーマである「いのち」が世界中で大切に
され、多様な価値観が平和に交流しあう、そんな世界が訪れん事を願い、帰路に
ついた。 

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