愛媛に向っている。途中、天気が良いので明石海峡大橋近く淡路SAに
立ち寄り観覧車に乗った。上空からは明石海峡大橋と明石市が観えた。
天気最高の観光日和が有難い。
13時、四国IN。だが、このまま近藤さんちを訪ねるには、まだ
早い。道路脇に車を止めてグーグル先生に相談だ。四国徳島と言えば
人形浄瑠璃。何か近くに無いかと訊ねれば「あった!」阿波木偶人形館が
あり、徳島県立阿波十郎兵衛屋敷?もラッキーな事に近くにあり、高速を
下り向かった。
阿波木偶人形館へ立ち寄り人形浄瑠璃の色々を学び、隣の徳島県立
阿波十郎兵衛屋敷で人形浄瑠璃の上演、親子の情愛を描いた演目
”巡礼歌の段”を観劇、リアルな人形の動きに感動した。17時、旅の
目的地である近藤邸に到着し、途中、ご近所に住まわれる伊藤さん
ご夫妻も加わり、21時半迄大歓待のご接待を頂き、タクシーで
東横INへ、そのままベッドINし爆睡した。
走行距離792㎞、1日で走った距離としては自己最高だ。
8日、9時半 新居浜駅前にある、あかがねミュージアムPヘ集合
新居浜市は銅山で発展した街。銅を赤金と言うところから”あかがね
ミュージアム”ではないかと!?こちらの中に展示されている口屋
太鼓台を見学させて頂た。毎年、10月中旬に開催される祭りで、
各町内の太鼓台が練り歩きぶつかり合う、勇壮且つ迫力一杯の危険な
祭りで、太鼓台の飾りや房は立派で芸術品だ。
次は別子銅山記念館で銅山の歴史を学び、道の駅マイントピア別子を
訪ねた。チョットだけ山に入ると、新緑に萌え山笑う見事な光景だ。
次にしまなみ街道を目指すが、またまた産直市場に途中下車、まるで
野菜の買い出し隊の様だ。
宿近くのPへ車を置き、乗り合わせで大三島の大山祇神社へ向かった。
大山祇神はイザナギ・イザナミの子で、磐長姫命と木の花咲耶姫命の
父親だ。大山祇神社ヘ到着、境内を参拝、その後宝物館を見学。国宝や
重要文化財の太刀や薙刀鎧もしっかり見学した。こちらの宝物の凄い
ところは、日本にある鎧兜の80%近くの収蔵品があるところで、南北朝
時代から戦国時代までと多岐に渡る。武将達は武運長久を祈念し日本
総鎮守である大山祇神社に奉納したもので、源頼朝・義経の鎧もあった。
次は大島ヘ移動、村上海賊ミュージアムを見学した後、亀老山展望台へ
目前の360度に広がる瀬戸内の絶景に息を飲んだ。出来たら、あと
1時間滞在を延長出来れば、瀬戸内海に沈み行く夕日の情景が撮れたかも
知れないが、予約の夕飯をパスする訳にはいかない、宿へ向かった。
旅館”大潮荘”は来島海峡を望む立地に建つ旅館で、近藤さんが
いつも世話になっているからと手配してくれたのだ、駐車場に車を止めると
下からゴーゴーと流れる海流の音が聞こえた。海岸で聞こえる海の音は
ザブン・ザブン。ゴーゴーは初めての海の音だ。
食事処は来島海峡大橋を望む絶景を一番の酒の肴に、瀬戸内海の旬を
満載した船盛り、法楽焼、瀬戸内の恵みを腹一杯頂き、近藤さんご夫妻に
感謝しつつ爆睡した。
9日、6時、起床し、近藤さんが喫煙タイムでガラス戸を開ける、流れる
来島海流の音をベースにウグイスのソロが聞こえる。何とも風情があって
良い。そこで下手な歌を読んだ。
「豪々と 音立て流る 来島の 音に混ざりて 鶯の声」
8時、近藤さんご夫妻に別れを惜しみつつ、お見送りを頂き
帰路に就いた。3日間での全走行距離1657キロメートル、旅を一緒に
お誘いし、途中運転を代わって貰った一深さんがいたから来れた今回の
旅行、感謝しかない。また、突然の旅行でお世話になり、散財させ
ご迷惑をお掛けした近藤さんファミリーには、只々感謝しかない。
では次回、富士吉田へのお越しをお待ち申し上げています。
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